森の京都地域・農山村教育体験旅行

農山村教育民泊、農業体験ツアーを通じて都市農村交流を推進しています


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京都丹波について

京都丹波は、京都府のほぼ中央部分を占め、京都市の北西部に隣接しています。京都府はその昔、北部より丹後・丹波・山城の3つの国にわかれていました。丹波は真ん中の国で、当時の都である平安京から見れば、山陰・中国地方への出入口となる地域でした。連なる山々の谷間を清き川が流れ、点在する盆地を古道が結ぶ、自然豊かで歴史のある場所です。

京都の歴史につながる食材の宝庫・京都丹波

今から1200年前、桓武天皇による平安京造営の際には、この地域の山々から切り出された木材が、筏に組まれ嵐山へ通じる桂川を下り、建造物の材木に利用され都の基礎をつくりました。平安時代以降には、京都に近いため朝廷・貴族・寺社などの荘園が多く存在し、米を中心としながら、丹波松茸・丹波栗・丹波瓜・丹波小豆などの特産品が山陰道や篠山街道を経て都に供給されました。京都の人々の食生活を支えつつ、京料理や京菓子の伝統形成に多大な役割を果たしました。

一方、京都をみぐる政治情勢にも京都丹波は登場します。鎌倉時代末期の足利尊氏による丹波篠村(亀岡市)での源氏再興の挙兵は、室町幕府の成立につながり、戦国時代末期の明智光秀による丹波亀山城(亀岡市)から本能寺への進撃は、織田信長を倒すことで、その後の天下統一へ大きな影響を与えました。ともに京都へ進軍した歴史的事件といえます。

現在は、米作・畜産及び京野菜を中心として京都府内有数の食料供給地となっています。由緒ある“丹波ブランド”丹波黒大豆、丹波大納言小豆、丹波くり、丹波牛などの生産が盛んであり、みず菜、賀茂なす、紫ずきんなどの“京野菜”の出荷額も京都府全体の約4割を占めています。

京都丹波は、京都の歴史につながる食材の宝庫であり、尊氏が味わい、光秀が好んだ様々な“丹波ブランド”があります。自然に育まれた暦文化遺産が生きづいています。京都を支えてきた当地で農林業や歴史文化など様々な体験と通じて、ここでしか味わえない「感動」に出会ってください。

亀岡市文化資料館 館長 黒川孝宏

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